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column
2024年12月11日
SNSアカウントの乗っ取りがあいかわらず続いています。作ったけど使っていないアカウントはほったらかしにせず断捨離しましょう。またホームページもほったらかしにしていませんか。ホームページにも手を入れましょう。
フェイスブックで、ほとんど書き込みしていない知り合いから届いたメッセージを見ると、意味がよく分からない内容でした。あとから“アカウントが乗っ取られました”と本人からメッセージが届きます。乗っ取りが成功すれば、乗っ取った相手の知り合いに連絡して、さらにアカウントを乗っ取ろうとします。乗っ取ってしまえば管理しているフェイスブックページからアフィリエイトリンクを貼りまくるなど、いろいろと悪用できます。
ではどうやってアカウントを乗っ取るのでしょうか。一番多いのがパスワードの使いまわしをしているケースで他のサービスで流出したメールアドレスとパスワードの組み合わせを使って別のサービスに入ることができます。
一時期、レイバンスパムが猛威をふるいました。Xのアカウントから「新品レイバンのサングラス 今日特価2499円!」というメッセージとURLが送られてきます。URLをクリックすると偽造品や詐欺サイトに誘導されます。
パスワードの使いまわしはやめましょう。といっても、それぞれサービスごとにパスワードを変更するのは大変です。おすすめなのが英数字や記号を組み合わせて難解なパスワード(基本パスワード)を作り、これだけを覚えます。例えばフェイスブックを使うときは「FB+基本パスワード」をパスワードにします。グーグルなら「GO+基本パスワード」とするように、サービス名を最初2文字にすると自分でルール化すればサービスごとにパスワードを変更することができます。また二要素認証を有効にしましょう。二要素認証とはアカウントへのアクセスを承認する際に追加の身元確認を必要とするものです。また知らない人からの友だち申請を承認しないようにしましょう。
一番の問題は作ったのはよいけど、ほったらかしにしているアカウントです。知り合いからフェイスブックを勧められたのでアカウントを作って、最初はフェイスブックを見ていましたが、書き込みなどはせず、そのうち飽きて、ほったかしにしているケースです。昔、流行したミクシィでも使われなくなった多くのアカウントが乗っ取られています。ほったらかしにしているサービスやアカウントは断捨離するようにしましょう。
ほったらかしでいうとホームページも同じです。ホームページの最新情報を見ると5年も前の日付で”ホームページを開設しました”と書かれていたりします。これでは倒産したのか存続しているのか、よく分かりません。またホームページを作った時に、通常は3年分のレンタルサーバー代とドメイン更新料をホームページ制作会社経由で支払っています。ホームページ制作会社との縁がきれていると次回の更新時期が近づくとメールが会社に届きますが、よく分からず読み飛ばしてしまい契約切れになっていることがあります。ホームページを作っていたはずが、契約切れでホームページが表示されず、見つかりませんというメッセージの画面が表示されることになります。
ホームページは会社の顔となるものです。人材不足が続く中、ハローワークで求人票を見た求職者はもっと情報を見るために企業名でスマホを検索します。検索しても出てこなければ“本当にビジネスをしているの”と思われる時代です。作ったからにはしっかりホームページを管理しましょう。