desknet's NEOとサイボウズ ガルーンのどちらを導入しようか、今まさに見比べている最中の方も多いでしょう。2つのサービスは共通点が多く、国産クラウド型の中でも人気を二分するグループウェアです。
今回はそれぞれの機能や特徴の違いを見比べました。特にコストに関しては導入後のリアルな金額を追求しているので、参考になるはずです。
desknet's NEOとサイボウズ ガルーンはなぜ比較されるの?
desknet's NEOとサイボウズ ガルーンはよく比較されています。なぜなら、2つのサービスは国産のクラウド型グループウェアという特徴が共通しているからです。
<クラウド+国産>のグループウェア
グループウェアの登場当初はオンプレミス型が主流でしたが、現在は流れが変わりクラウド型のシェア率の方がやや高くなっています。
確かにクラウド型は自社にサーバを設置する必要がないため、契約後はすぐに使えるのが魅力です。高額の導入費用もかかりません。
利点が時代にマッチしているため、オンプレミス型から乗り換える企業が増加中です。しかもdesknet's NEOとサイボウズ ガルーンはクラウド型の中でも貴重な国産という特徴もあり、人気が安定しています。
商習慣は国によって異なりますが、海外製のグループウェアは日本独特のビジネスのやり方を想定した上で開発されていません。
国内に拠点を置いている企業なら、国産のサービスの方が何かとニーズにジャストフィットしやすくなっています。
選定ポイントはコスト!導入後のリアルな料金をチェック
desknet's NEOとサイボウズ ガルーンは導入費用0円に加え月々の維持費も高くありません。
どちらも<クラウド型+国産+低コスト>と三拍子揃っているため、「細かい違いが知りたい」と見比べられる機会が増えています。
実際、グループウェアを比較する上でとくに重要な要素になるのが、コスト面になります。利便性を追求すればキリがありませんが、どんなに便利な製品でもコストの負担が大きければ導入メリットも半減しかねません。
特に使える金額が限られる中小企業では、予算の範囲内でDX推進を進める必要があるはずです。基本料金はもちろん、必要な機能を追加するためにかかるオプション代など導入後のリアルな料金を算出することが選定の大切なポイントになります。
サービスを徹底比較!desknet's NEO VS サイボウズ ガルーン
【機能】国産グループウェアの強み
desknet's NEOもサイボウズガルーンも、代理承認機能、申請書の連続承認機能など、国内企業の業務効率化に欠かせない機能は一通り搭載されています。
名称はそれぞれ違いますが、電子会議室の機能も利用可能です。回覧や掲示板などの機能も日本企業で使われることを想定し、普段の現場で使いやすいよう最適化されています。
主要機能を揃えているだけではなく、日本の商習慣にマッチするよう細かい部分まで考慮されているところこそ、国産サービスの強みと言えるでしょう。
海外に拠点がある組織でも日本企業なら、昔ながらの手法を完全にぬぐい去るのは簡単ではありません。グローバル展開していても、グループウェアはあえて国産を選ぶ企業も珍しくないほど、需要があります。
- desknet’s NEO
スケジュールや文書管理、プロジェクト管理、来訪者管理機能など27機能。
- サイボウズ ガルーン
スケジュールやマルチレポート、ToDoリスト、在籍確認機能など約22~24機能。
【拡張機能】ツールは1つに集約!
複数ツールを併用すると重複する機能も増え、余計なコストがかかる傾向があります。
使い方を覚えたり情報が分散したりするデメリットもあるので、拡張機能を活用しツールはなるべく1つに集約するのが理想的です。
desknet's NEOもサイボウズ ガルーンも20種類以上の機能を備えた高機能グループウェアになりますが、基本料金をギリギリまで抑えるため、拡張機能を充実させています。
基本機能を強化するオプションも狙い目です。拡張機能に関して、プラスαの機能を必要なものだけチョイスできるのはdesknet's NEOにです。
1人100円で追加できる交通費・経費機能など、細かく選べるシステムです。一方サイボウズ ガルーンはkintoneと連携するシステムのため、1ユーザーあたり月額780円 or 1,500円の追加になります。
- desknet’s NEO
交通費・経費精算(100円)、勤怠管理(150~200円)クライアント認証(200円)ビジネスチャット(300円)業務アプリ作成ツール(320円)、ウェブ会議(10,000円※1会議室)など。
- サイボウズ ガルーン
kintoneライトコース(780円)、スタンダードコース(1,500円)
【管理者の負担】サポート体制の決定的な違いとは
管理者の負担という視点で比較してみると、サポート体制も軽視できない部分になるはずです。
サポート体制に関しては、誰でも問い合わせOKのdesknet's NEOに対してサイボウズガルーンは管理者しか利用できないルールです。
つまり、何か不具合があったり困ったことが出たりした場合、各自がサポートセンターに連絡して解決することができません。
これからグループウェアの導入を検討している会社は、ITに不慣れな管理者も少なくないため「わからないことがあったら自分で問い合わせてみて」と言えるdesknet's NEOは管理者目線でも頼りになる製品です。
【導入費用】クラウド型は初期費用が0円
クラウド型の多くは初期費用がかかりません。desknet's NEOもサイボウズガルーンも初期費用は0円です。
どちらも3ヶ月無料で利用できるお試しサービスがあるため、導入のハードルはぐっと低くなるでしょう。
【基本料金】圧倒的に費用が安いのは・・・
コストが圧倒的に安いのはdesknet's NEOでした。サイボウズの約半額で済むので、ユーザー数が多いほど年間の維持費にも大きな差が出る計算です。
サイボウズ ガルーンもユーザー数や支払い方に応じて若干のディスカウント制度を採用していますが、300名未満の契約と300~1,000名の契約では1人あたり45円の割引しかききません。
年払いにしても1月あたりの料金は「9,935円÷12月=約827.9円」です。基本料金だけでも毎月約1,000円、kintoneと連携すれば「800円+780~1,500円=1,580~2,300円」が固定費として出ていきます。
desknet's NEO は基本料金が400円、仮に交通費・経費とビジネスチャットのオプションをつけても「400円+100円+300円=800円」と格安です。
【desknet's NEOとサイボウズ ガルーンの料金比較】※1人あたりの月額料金(税抜)
desknet’s NEO:400円
サイボウズ ガルーン:800~845円
<クラウド型グループウェアサービス比較表はこちら>
desknet's NEOとほぼ同機能!J-MOTTOなら半額以上コストダウンできる?
1アカウント150円!コスト削減=利益増加
J-MOTTOは、1人あたり150円で利用できます。J-MOTTOはdesknet's NEOのコンパクト版のため、コストを大幅に抑えることに成功しました。
会社同士がパートナーシップの関係にあるため、ほぼ同機能のグループウェアを安く使える仕組みです。固定費を抑えれば利益増加につながるため、3分1近くコストを抑えられるJ-MOTTOは狙い目です。
全26機能が使い放題
コンパクト版と言っても機能面の違いに大きな差はありません。全26機能が使い放題で、100円で追加できる交通費・経費機能など格安のオプション機能も追加できます。拡張性の高さもJ-MOTTOの魅力の一つと言えます。