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医療・看護・介護業界におすすめなグループウェアの選び方と活用事例

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2023年08月14日

医療・看護・介護施設のハードワークを解消するのに、グループウェアが役立ちます。待ち時間の長さやクレームの多さなど業界独特の問題は、グループウェアを導入することで一気に解決しやすくなるでしょう。
今回は病院や介護施設に役立つグループウェアの機能や選び方のコツ、実際の活用事例について分かりやすく解説します。

グループウェアを導入した医療・看護・介護業界の活用事例

病院の待ち時間を短くする【設備予約機能】

施設予約機能は、病院など医療機関の待ち時間緩和に役立ちます。医療機関の様々な設備は予約制になりますが、グループウェアを導入すれば利用状況をひと目でチェックできます。

予約する度に電話で問い合わせる手間もなく、パソコンやスマホから空き枠を効率よく埋められるため、設備を有効活用しやすくなります。ダブルブッキングなどのトラブルの予防にも効果的です。

待ち時間の長さは、患者さんからのクレームでも常に上位を占めています。とくに、予約を入れたのに待たされる状況は患者さんにとって強いストレス要因です。

患者さんの不快指数が上がり、病院の評判にもつながります。

医療機関の中でも歯科医院は全国のコンビニよりも1万軒以上多いことが、厚生労働省の調査によって判明しました。待ち時間の問題を解決するだけでも、競合クリニックより抜きん出ることができるはずです。

医療機関の複雑な予定を整理できる【スケジュール管理機能】

医療機関や介護施設のスケジュール管理は、本当に複雑です。たとえば病院でも、検査や治療に必要な設備をおさえるだけではなく、検査技師や医師など様々な立場の人数のスケジュールとも連動しなければなりません。

職種によって勤務体系も違うため、スケジュールの管理はこの業界特有のむずかしさがあります。介護施設も、介護職員の他、看護師や生活相談員など様々な職種の方が勤務しているため、各方面の連携が大変な職場です。

こういった難題も、グループウェアのスケジュール管理機能を使えば、見やすい管理画面で予定を簡単に調整できます。通知設定機能も併用すれば、面談などの予定をうっかり忘れる・・・なんてミスも防ぎやすくなり、突き合わせ作業の時間も激減します。

申し送りを効率化する【回覧・レポート機能】

医療・看護・介護の業界に欠かせない申し送りも、グループウェアの回覧・レポート機能で短縮できます。

医療や介護の現場では基本的に24時間体制で患者さんを見守るため、スタッフが交代するタイミングで申し送りを行い、継続したケアを提供しています。

ノートに情報を記録した上で、師長などが口頭で引き継ぎたい情報を伝えるのが今までのやり方でした。1回の時間は平均で15分程度とはいえ、全員が一箇所に集まるのは大変です。

回覧・レポート機能を使えば、1回の入力で大事なお知らせを複数のメンバーにまとめて伝達できます。メールよりもセキュアーな環境でやり取りできるのも魅力です。内容を記録できるので、過去の事例を残し振り返るときにも役立ちます。

ブラウザ上で簡単に情報を更新できるため、あらたなお知らせも手軽に追加できます。

クレームが激減する【情報共有機能】

クレームが多いことも医療・看護・介護の共通点です。設備予約機能で待ち時間を短縮できますが、他のクレームに関しても情報共有機能を使うことで効率よく対応できます。

病院や介護施設では情報の伝達がうまくいかないことが少なくありません。クレームの内容もきちんと伝わっていないことが多々あるため、大問題に発展することも・・・。

スタッフが交代する度に同じ質問をされたり、そのあげく何も改善されていなかったりすると、利用者の不満も頂点に達してしまいます。

情報共有機能でクレームの内容をしっかり共有すれば、再発防止にも効果的です。万が一不当なクレームの場合も、言動を時系列で残しておくと記録が役立ちます。

グループウェアにはチャットなど“報連相”に便利な機能がたくさんあるため、クレームによる時間的、心理的負担を大幅に減らすことが可能です。

医療・看護・介護業界に導入しやすいグループウェアの選び方

クラウド型は人手不足の施設でも導入しやすい

医療・看護・介護業界は慢性的な人手不足の施設が多いため、グループウェアは最小人数で回しやすいクラウド型がおすすめです。

オンプレミス型はサーバーを施設内に設置するので初期費用が高く、工事に時間がかかります。構築したあともメンテナンスやセキュリティ対策も含め、運用はすべて自分たちで行わなければなりません。

クラウド型はサーバーの運用、管理をすべて契約会社に任せられるので、維持するための専用の人材を確保せずに済みます。

IT人材がいなければサポート力を重視

医療・看護・介護業界は専門職の集まりになりますが、IT人材が乏しい職場も少なくありません。

ITに詳しい若手がそろっているラッキーな職場なら色々と相談できますが、ITツールに不慣れなスタッフが大半を占めるようなら、サポート力重視で製品を選びましょう。

50~60代でも使える操作性かチェック

グループウェアは施設で働く全員に浸透していないと、せっかくの効率性を最大限発揮できないことも・・・。医療・看護・介護業界には、ITツールに不慣れな50~60代も少なくありません。

病院では病院長の平均年齢も60歳を超え、医師も40~50代の割合が多いのが特徴的です。介護職に従事する人も40代、50代が中心になります。

勤務する人間の人数はもちろん、年齢層やITレベルも考慮し年齢が高い世代でも簡単に使いこなせる操作性の製品を選びましょう。

医療・看護・介護業界におすすめのツールはJ-MOTTO

医療・看護・介護業界の業務効率化におすすめのツールは、リスモン・ビジネス・ポータル株式会社のJ-MOTTOです。

導入前後から手厚いサポートサービスを利用できる

J-MOTTOはサポート体制が整っているので、最大3ヶ月の無料トライアル期間も用意されています。実際の操作性を試した上で契約できるため、グループウェアを初めて導入する施設も安心です。

しかもサポートサービスは導入前後から利用できるので、職場にITに詳しいスタッフがいなくても問題ありません。

“元職員による不正”も食い止めるセキュリティ体制

医療・看護・介護業界は信用が第一なので、セキュリティ体制も軽視できません。J-MOTTOは強固なセキュリティ環境でサーバーを運用・管理し、不正アクセスや自然災害などの脅威にたいしても万全に備えています。

セキュリティ体制が整っていることはPマーク、ISO27001、ISO9001など数々の認証、規格を取得していることで、客観的に証明済みです。

また、あまり考えたくないことではありますが、この業界では元職員による不正アクセスのケースも度々勃発しています。

他の医療機関に患者さんを誘導するため、退職した職員が院内のパソコンから患者データを不正に盗んだ事件もありました。

J-MOTTOはアクセス制御機能も充実しているので、現職員はもちろん、元職員による不正アクセスも防止しやすいシステムで安心です。

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