個人向けグループウェアの選び方を解説
小規模なら無料版もおすすめ
個人事業主や従業員の人数が少ない場合、無料のグループウェアはコスト面が最大のメリットになります。ユーザー数の制限や広告表示など、不満を感じるところもあるかもしれません。
しかしながら最低限の機能しか必要がなく、とにかく予算重視でグループウェアを活用したい場合、試してみる価値がありそうです。
社内SNSにはない共有機能が充実
社内SNSと迷っている方もいらっしゃるかもしれません。社内SNSはコミュニケーションや情報交換に特化したシンプルな機能が魅力です。
一方、グループウェアは社内SNSの機能に加え、スケジュールなど情報共有機能が色々揃っています。業務効率化のための機能が多いため、ビジネスツールとしてはグループウェアの方が使い勝手が良さそうです。
導入しやすいクラウドシステム
グループウェアの利用形態はクラウド型とオンプレミス型の2種類ありますが、個人向け製品のおすすめは断然クラウド型です。
契約会社にサーバーの設置し、運用を任せられるクラウド型はインターネット環境があればすぐに利用できるメリットがあります。設置費用も時間もかかりません。
一方、オンプレミス型はサーバーを自社に設置し、自分たちで運用しなければなりません。その分カスタマイズしやすい自由性はあるものの、設置費用や運用の負担などハードルが高い一面もあります。
個人向けの無料製品の大半はクラウド型が占めています。
メール容量の必要性をチェック
メール容量も大事なチェック項目の1つです。最初は無料版からスタートし、容量が足りなくなったタイミングで有料プランに切り替えるケースも少なくありません。
ただしメール容量が多い有料プランに切り替えると、途端に費用が高くなる会社もよくあります。いずれ有料版に切り替えたときのことも想定し、有料でも低価格の製品も候補リストに入れておきましょう。